mochaの読書

本から学んだ新しい知識、新しい価値観を記録。

夢をかなえるゾウ 1

 

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こんな人におススメ

✓『変わりたいけど変われない。。』

✓『何も続かない。。』

✓『三日坊主で終わってしまう。。』

✓『成功したいけど面倒くさい。。』

✓『でも、人生を変えたい!!』

 

 

本の内容

ダメダメな『僕』のもとに突然ゾウの神様❝ガネーシャ❞が現れ、成長し成功するための課題を毎日1つずつ課していくお話。今の『僕』がなぜ変われないのか、変わるために何をすればよいのかを教えてくれる。関西弁でズサズサと図星を突いていく感じが、正論ながらもどこか憎めない、笑いありのとても読みやすい自己啓発本

 

主人公の『僕』ってどんな人??
今まで、今の自分を変えたいと思ってきたけど、何か新しいことを始めるのが面倒くさくて、まあいっかって、生きてきた。「きっかけさえあれば」いつもそう思っている。まだそのきっかけが僕には来ていないだけなんだ、そう自分に言い聞かせてきた。でも本当は「きっかけ」なんてたくさん転がっていて、恥ずかしい思いをしたり嫌な思いをしたりした時がそれだったのかもしれないけど、そのきっかけを、僕は今までずっと素通りしてきたんだ。

 

 

ガネーシャ❞から学んだこと

✓成功しないための一番重要な要素は『人の言うことを聞かない』や。

成功するような自分に変わりたいと思とって、でも今までずっと変われへんかったっちゅうことは、それはつまり、『自分の考え方にしがみついとる』ちゅうことやんか

 

 

✓人がやりたがらんことでも率先してやることや。

トイレを掃除する、ちゅうことはやな、一番汚いところを掃除するちゅうことや。そんなもん誰かてやりたないやろ。けどな、人がやりたがらんことをやるからこそ、一番喜ばれるんや。一番人に頼みたいことうやから、そこに価値が生まれるんや。仕事出来るやつらは全員そのことを知ってる。

 

 

✓世の中のほとんどの人間はなあ、『反応』して生きてるんや。

親から言われて勉強して、みんながやるから受験して、みんなが就職するから就職して、上司から「これやっとけ」言われるからそれをやって、とにかく反応して、反応して、反応し続けて一生終えるんや。そんなんで、自分の人生に手に入れられるわけないやんか。自分の人生手に入れとるやつらはな、全部自分で考えて計画立てて、その計画通りになるように自分から世界に働きかえていくんや。

 

 

✓どんだけ欲張っても、器以上のことはでけへんのや。

『新しいことをはじめよう』と思うからなかなか変わられへんねん。誰もがそれぞれ時間という『器』を持ってんねや。一日は二十四時間やろ。これは誰にでも平等に与えられた平等な器や。会社行ったり、友達と会うたり、寝たり、そうやって二十四時間パンパンに過ごしてんねや。その器にこれから新しいもん入れようとしても入られへんやろ。そんなパンパンな状態から新しい生活を手に入れよう思たらどうしたらええ?『捨てる』とも言えるな。そうやってパンパンに入った器から何かを外に出すんや。そしたら空いた場所に新しい何かが入ってくるもんなんや。「何かを手に入れるには、相応の代償を払う必要がある。」宇宙はそういうシステムで動いてんねや。

 

 

✓本気で変わろ思たら、意識を変えようとしたらあかん。

 『人間は意識を変えることはできない』んやで。

みんな今日から頑張って変わろう思うねん。でも、どれだけ意識を変えよう思ても、変えられてへんねん。人間の意思なんてめっちゃ弱いねん。それでもみんな『意識を変えよう』とするやん。それは『楽』やからや。その場で「今日から変わるんだ」て決めて、めっちゃ頑張ってる本来の自分を創造するの楽やろ。だってそん時は想像しとるだけで、実際にはぜんぜん頑張ってへんのやから。つまりな、意識を変えようとする、いうんは、言い方変えたら『逃げ」やねん。それはある意味、自分に『期待』してるんや。本気で変わろ思たら、意識やのうて『具体的な何か』を変えなあかん。自分がこうするて決めたことを実行し続けるためには、そうせざるを得ないような環境を作らなあかんということや。ただ決めるだけか、具体的な行動に移すか。それによって生まれる結果はまったく違ってくるんやで。

 

 

自分がの望む結果を出すには、自分を変えるしかあらへん。

『すべての責任は自分にある』。他人が起こす出来事、身の回りで起きる出来事は全部自然の法則どおりに発生しとる。自分も聞いたことあるやろ、『変えられるのは自分だけだ』て言葉。これも全部同じことを言ったんのやで。でも本質的に理解しとるやつらなんてほぼおらへん。せかい は秩序正しい法則によって動いとる。成功も失敗もその法則に従うて生まれとる。せやから、その法則に合わせて自分を変えていかなあかん。その法則と自分とのズレを矯正することが、成功するための方法であり、成長と呼べるんや。

 

 

✓一流の人間はどんな状況でも常に結果出すから一流なんや。
その人が成し遂げた結果に注目する人は多いけど、その結果を出すまでのプロセスに目を向ける人はほとんどいない。『算多きはかつ』。事前の準備が勝敗を決めるてな。常に結果を出すにはな、普通に考えられてるよりもずっと綿密な準備がいるねん。

 

 

✓人は、自分の自尊心を満たしてくれる人のところに集まるんや。
 
その人のそばにおったら、自尊心が高まる、プライドが満たせる、そういう人のそばに人は集まるんや。例えばお金持ちや成功した人、有名人の周囲に人が集まるのも同じやで。そういう人と一緒におったらプライドが満たされるやろ。また逆を言うたら、人の自尊心が満たせて、人から応援されて、押し上げられるようなやつが成功してくんや。周囲から嫌われて足引っ張られまくってるようなやつが成功するわけないやん。その人を守ろう、いう人が周囲にたくさんおったらそういうことにはならへんのや。そのこと分かってたら、『人の自尊心を満たす』ちゅうことがいかに大事か分かるやろ。

 

 

✓成長するために一番効率のいい方法はな、コピーや。
 
成功してるやつ見てたらわかる思うけど、たいがいコピするのがめちゃくちゃうまいで。なんでマネすることが気後れするんや?なんでマネすると恥ずかしいんや?それは自分らの勝手なプライドやろ。マネするんはな、お客さんを喜ばせるためなんや。人を喜ばせるという目的に照準が合うてたら、人のマネすることに恥ずかしさなんか感じてる暇あらへんのや。いや、好き勝手パクってええってことやないで。でもな、早う成長して、早う技術覚えて、もっと多くの人をもっと喜ばせたいいう思い、それが大事なんや。

 

 

✓仕事間違えたら、それこそ一生を棒に振ることになるんやで。
 
自分の『これや!』て思える仕事見つけるまで、もう他のもんかなぐり捨ててでも、探し続けなあかんねん。「自分、ラーメンは何味が好き?」「なんで自分はとんこつ味が一番好きて分かるんや?」『ラーメンの他の味を食べた』から分かんねん。最初とんこつ食って『そうでもないな』と思ても、その後しょう油味食べたら『やっぱ最初のとんこつやな』って思う場合もあるっちゅうことやねん。つまりは『経験』や。全部経験しとるから、選べんねん。自分にどれが向いてるか分かんねん。でも、自分ら、一番大事な『仕事』に関しては、全然経験してないやないか。生まれてから死ぬまで、ずっと同じ味のラーメンしか食べてへんやん。ええか、ラーメンにはな、塩味も味噌味だってあるんや!とんこつしょう油、いうのもあるんや!

 

 

✓どないしたらうまくいくか、どないしたら成功できるか、実はみんな心の底では分かってんねん。
 
でもやれへんのや。なんでや?それは『面倒』だからや。世の中のほとんどのやつらが凡人やってんのも、そいつらが『面倒くさがり』やからや。成功したいて心の底から思とるやつはな、何でもやってみんねん。少しでも可能性があることやったら何でも実行してみんねん。つまりやな、『バカバカしい』とか『意味がない』とか言うてやらずじまいなやつらは、結局そこまでして成功したくないっちゅうことやねん。『やらない』という行動を通して、成功したくない自分を表現してんねん。

 

 

✓期待は感情の借金やからなあ
 

まだ何もしてへんのに成功するかもしれへんていう『高揚感』を前借りして気持ちようなってるだけ!そのうち簡単には成功でけへんていう現実にぶち当たる。そんとき『先に気分よくなってたんやから、その分返してもらいましょ』て返済をせまられて、凹むことになるわな。これを繰り返すことで、どんどんやる気がのうなってく。そうやって、人は夢を失くしていくんやで。期待してる限り、現実を変える力は持てへんのやで。

 

 

✓もし自分が変われるとしたら、行動して、経験した時や。そん時だけやで。

自分はいま、『座っとる』だけや。知識を頭に入れるだけでは人間は絶対に変われへん。人間が変われるのは、『立って。何かをした時だけ』や。

 

 

✓やりたいこと見つけるための方法は一つだけや。それは『体感』することや。
 
やりたいこと見つけるために一番やったらあかん方法、それはな、、、『考える』ことや。小学生のころ、『やりたいことが見つからん』て自分、悩んどったか?『これ、やりたいかな?』なんて迷わずに、まっすぐやってたやないか。そうやってじかに触ってみて『これ楽しいわあ』『これつまらんなあ』て判断するんや。本当にやりたいことに出会って時は『ああ、これこれ』って全身で分かるもんなんや。せやから、『やりたいことが分からない』って言ってるやつの九十九パーセントは『何もやっとれへん』やつなんや。

 

 

✓一番やるべきなんはな、、、『やらずに後悔していること』や。
 
みんな知ってんねん。やりたいことやって後悔せんような人生送ったほうが幸せになれるてな。でもやらへんねん。何でや?収入。世間体。将来の不安。同じやで。人を縛ってる鎖なんてみんな同じなんや。

 

 

✓『今』何か一歩踏み出さんと。自分それ、やらんまま死んでくで。
 
今日やらんと一生後悔するで。みんなそうやって死んでくんや。もし、『みんな』と『自分』に境界線引くチャンスがあるとしたら、それが『今』以外ないで。今まで無理やったら、これからも無理や。変えるならそれは『今』や。

 

 

✓『仕事』というのは、つきつめていけば『作業』てことなんや
 
仕事いうんは『何か作業をする』ちゅうことや。仕事に費やす膨大な時間、それはつまり『作業に費やす時間』や。だから、ブランドで選ぶと不幸になるんや。その『作業に費やす時間』の喜びを犠牲にすることになるからな。せやから、自分が仕事で幸せになりたかったら、自分が一番好きな『作業』を選ばなあかん。どんだけでも続けられる一番好きな『作業』を仕事にするんや。それが仕事の正しい選び方や。

 

 

✓世間の評価を気にして選んだ時点で、それは『ブランドで選ぶ』ということなんや。
 
成長しよう思たらどこにいようが学べるし、会いたい人がおったら電話でもメールでも、手紙送ってもええやんか。だいたい、ええ大学やええ企業に入るということはそれだけブランドを重視してるやつらが集まってる場所に行くわけやから、ブランド重視の価値観になっていってまうんちゃうの?本当に一流の人間と交流したかったら、いろんな分野の一流を知ったほうがええと思うけど。

 

 

✓『人からしてほしいことを人にしなさい』
 
自分の夢を叶えることが同時に人の夢を叶えることになれば、みんなが応援してくれるやろ。そういう夢思い描くためには、人の持ってる夢に注目せなあかん。人がやりたいこと、人が持っている夢、人がどうなったら幸せやと感じるのか、そのことを考え続けていれば、成功なんてすぐそこや。

 

 

✓自分らの言う『奇跡』をな、起こす力が応募にはあんねんで
 
世の中にどんだけぎょうさんの仕事があると思てんねん。しかも、その才能を判断する人、どれだけおる思てんねん。とにかく自分の才能が他人に判断されるような状況に身を置いてみるんや。そこでもし才能認められたら、人生なんてあっちゅう間に変わってまうで。自分らの持ってる隠れた才能の可能性を見出すために、何か世の中に働きかけることがあったとしたら、それは全部『応募』なんや。そして、それこそが自分の人生を変え得る大きな力を持ってんねや。

 

 

✓満たされる、というのは『一緒になる』ということなんや。

たとえば、人から愛されていると感じる時。人を愛していると感じる時。自分の幸せ以上に相手の幸せを思う時。自分よりも大事なものができた時。それは全部、『あなたと私は一緒です』ということを表してんねや。一番分かりやすいのは恋愛やな。男と女がお互い足りない部分を補完して一体化すんわけやからな。一つだけでは満たされないものが、何かと一緒になることで満たされる。

 

 

✓『大きな欲を持っている』いうんは『大きく欠けている』いうことや。

『足りない』と感じている部分が大きい、いうことやな。『足りない、足りない』て思えば思うほど、足りないものからは逃れることはでけへんのや。欲しがれば欲しがるほど、欲しいもんは逃げていくんや。自分が満たされてへんと、人を喜ばせることはでけへん。人に与えることがでけへんのや。

 

 

✓『おおきに』や

自分の中に足りないと感じてることがあって、そこを何かで埋めようとするんやのうて、自分は充分に満たされている、自分は幸せやから、他人の中に足りないもんを見つけ、そこに愛を注いでやる。この状態になってこそ、自分が欲しいと思てた、お金や名声、それら全てが自然な形で手に入るんや。だってそやろ?自分らは、お金も、名声も、地位も、名誉も、自分で手に入れる思てるかもわからんけど、たうで。むしろ逆やで。お金は他人がお前にくれるもんやろ。名声は、他人がお前を認めたからくれるもんやろ。全部、他人がお前に与えてくれるもんや。